為替介入警戒で緊張感継続か【今週のFX狙い目】

先週は、ドル円が2022年10月の為替介入水準を少し上抜けて緊張感が高まりました。

財務省の牽制もあり、ドル円、クロス円は抑え込まれている感じです。

先週足は、ポンド円、豪ドル円が陽線、ドル円、ユーロ円、ユーロドルが陰線でした。

アメリカ雇用統計でネガティブサプライズがあれば、調整の動きで緊張感が和らぐと思いますが、予想に近い内容だと緊張感が継続ですかね。

ドル円の152円越えは容易ではないです。

越えた場合、為替介入を想定した売りもギャンブル的で難しいように思います。

クロス円は買いチャンスが来そうなのですが、早く普通にトレードできる相場に落ち着いて欲しいです。

難しい、わからないと感じたらトレードしないのがリスク回避です。

わかりやすい相場で優位性ルールのみトレードしましょうね。

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相場狙い目

チャート型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。

＜今週のドル円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：↑

先週1時間足チャート型：もみ合い

先週は、2022年10月に日銀の大規模な為替介入に踏み切った高値を上抜ける場面もありましたが、財務省の為替介入の可能性を示唆する報道で151.00円付近まで急落となりました。

その後は、151円台前半を中心のもみ合いが継続しています。

上に抜けたいが、警戒感が強くて行けない感じです。

今週は

買い：1時間足ライン151.15円サポート確認後、レンジ内N字上昇（151.46円まで）

売り：4時間足ライン150.99円をしっかり下抜けN字下降（リスク高めなので短期足スキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

労働3指標発表にはご注意ください。

日足で目線が切り替わるポイント：149.30円

注目水平ライン：151.80円、151.46円、151.15円、150.99円

となります。

外為どっとコム/ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロ円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：→

先週1時間足チャート型：しっかり下降

先週は、4時間足反転上昇となりましたが、財務省の為替介入牽制で売りが強くなり、安値切下げとなっています。

日足買い目線ですが、4時間足が下げ止まって反転上昇し、買いエントリーチャンスが来るまで時間がかかるかもしれません。

今週は

買い：日足ライン163.70円および直近4時間足下降トレンドライン上抜けN字上昇

売り：1時間足ライン162.92円をしっかり下抜けてのN字下降（リスク高めなので短期足スキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：161.95円

注目水平ライン：164.32円、163.70円、163.46円、162.92円

となります。

外為どっとコム/ユーロ円4時間足チャート

＜今週のポンド円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：→

先週1時間足チャート型：もみ合い

先週は、4時間足反転上昇の後、もみ合いとなりました。

財務省の為替介入牽制では急落となりましたが、その後は横ばいとなっています。

日足MAがサポートなって下げ渋っているようにも感じられますので、4時間足MAの上抜けを待ちたいところです。

今週は

買い：1時間足ライン191.66円をしっかり上抜けN字上昇

買い：4時間足ライン190.36円のサポート確認後、4時間足MA、1時間足MAを上抜けてのN字上昇

売り：4時間足ライン190.36円をしっかり下抜けN字下降（リスク高めなので短期足スキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：189.03円

注目水平ライン：193.28円、191.66円、190.36円

となります。

外為どっとコム/ポンド円4時間足チャート

＜今週の豪ドル円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：→

先週1時間足チャート型：揉み足

先週は、4時間足反転上昇後、財務省の為替介入牽制で下げましたが、4時間足MA付近まで戻しています。

日足の上昇トレンドラインがサポートとなった感じです。

日足MAのサポート効いている感じがしますので、反転上昇を待ちたい形です。

今週は

買い：日足ライン99.00円をしっかり上抜けてのN字上昇

買い：4時間足ライン98.17円でのサポートおよび４時間足での安値切り上げ確認後、 4時間足MAおよび1時間足MAを上抜けてのN字上昇

売り：4時間足ライン98.17円をしっかり下抜けてのN字下降（リスク高めなので短期足スキャルピングのみ）

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：97.75円

注目水平ライン：99.14円、99.00円、98.17円

となります。

外為どっとコム/豪ドル円4時間足チャート

＜今週のユーロドル＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

先週1時間足チャート型：弱含み

先週は、反転上昇が日足MAおよび4時間足ライン1.0863ドルでレジスタンスされ、戻り売りが強くなりました。

急落に対する反発は見られましたが、結局は安値を更新する形で弱含みとなっています。

日足の上昇トレンドラインで反発する力があるか、下抜けてしまうのかに注目です。

今週は

買い：4時間足ライン1.0863ドルをしっかり上抜けてのN字上昇（4時間足下降トレンドラインのレジスタンスに注意）

売り：4時間足ライン1.0767ドルをしっかり下抜けN字下降

を狙ってみたいと思います。

日足で目線が切り替わるポイント：1.0838ドル

注目水平ライン：1.0863ドル、1.0801ドル、1.0767ドル

となります。

外為どっとコム/ユーロドル4時間足チャート

今週の経済指標とイベント

今週で注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

4/1
英・独・豪はイースターマンデーの休日です
08:50 (日)銀短観・四半期大企業製造業業況判断 1-3月期 ★
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
23:00 (米)ISM製造業景況指数 3月 ★
23:00 (米)建設支出 2月

4/2
09:30 (豪)豪準備銀行（RBA）金融政策会合議事要旨公表 ★
16:55 (独)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
17:30 (英)消費者信用残高 2月
17:30 (英)マネーサプライM4 2月
21:00 (独)消費者物価指数（CPI、速報値）3月 ★
23:00 (米)雇用動態調査（JOLTS）求人件数 2月 ★
23:00 (米)製造業新規受注 2月

4/3
18:00 (欧)消費者物価指数（HICP/コア指数、速報値）3月 ★
18:00 (欧)失業率 2月
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:15 (米)ADP雇用統計 3月 ★
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
23:00 (米)ISM非製造業景況指数 3月 ★
25:10 (米)パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長発言 ★

4/4
16:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）3月
18:00 (欧)卸売物価指数（PPI）2月
20:30 (米)チャレンジャー人員削減数 3月
20:30 (欧)欧州中央銀行（ECB）理事会議事要旨 ★
21:30 (米)貿易収支 2月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数

4/5
17:30 (英)建設業購買担当者景気指数（PMI）3月
18:00 (欧)小売売上高 2月
21:30 (米)雇用統計 3月 ★★

今週は金曜日の雇用統計をはじめ、アメリカ労働3指標発表があります。

大きなポジションの持ち越しは要注意です。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

ドル1強が継続です。

ポンドも売り越しですね。

（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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