【今週のFX見通し】長期足チャネル内の動きをトレンド方向に狙うも上限付近からの反転にも警戒

こんにちは。喜平です。

先週はこのブログページで503エラーが発生して見ることができない状況が長く続きすみませんでした。

Webサイトソフト（ワードプレス）の高速化プラグインを更新した際に、サーバー側のページを速く表示させる機能と干渉したことが原因だったようで、サーバー側の高速表示機能を停止して対応しました。

先週足はドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルがすべて陽線でした。

先週は、全体的にリスクオンの強い動きとなりました。ドル円なんかは、消費者物価指数、小売売上高が弱かったにもかかわらず、テクニカルの背景で上昇した感じですね。

ユーロ円、ポンド円は日足、4時間足の長期足が効いている動きなので、環境認識、チャネルの把握はしっかりとやりたいと思います。

豪ドル円、ユーロドルも4時間足以上で効いている重要なラインとの位置関係を常に把握することを心がけてください。

チャネル上限付近からの大きな調整には注意が必要です。

相場見通し

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。MAは21EMAを使用しています。

＜今週のドル円＞

週足：→　日足：→　4時間足：→

1時間足チャート型：V字上昇

先週は、4時間足直近高値として意識された日足目線ライン133.75円のレジスタンスで、4時間足の深めの押しとなりましたが、4時間足で効いていた注目水平ライン132.18円でサポートが固まると、一気に上昇圧力が強くなり、133.75円付近を回復しています。

133.75円は3月中頃から効いているレジスタンスですが、4時間足MAを上抜けてきた勢い、緩やかな上昇チャネルの形を見ると、しっかりブレイクしてくる可能性はありそうです。

ブレイクしてきた場合は、133.75円がサポレジ転換でサポートとして効くことを確認してからの買いがリスクの少ないエントリーとなります。

売りは4時間足の緩やかな上昇チャネルが崩れるまではリスクが高いと思います。

日足の目線を分けるラインは133.75円、注目水平ラインは135.00円、133.00円です。

4時間足目線：双方向

15分足目線：買い

＜今週のユーロ円＞

週足：→　日足：↑　4時間足：↑

1時間足チャート型：

先週は、イースターマンデーの月曜日から4時間足MAにサポートされて上昇し、直近のレジスタンスとなっていた注目水平ライン145.40円も力強く上抜けて、さらには日足で意識された注目水平ライン146.72円もブレイクしています。

日足で強い上昇勢いを保っていますが、週足でも意識される注目水平ライン147.75円、日足上昇チャネルラインが近づいてきましたので、買い方、売り方のの駆け引きで荒れた展開になることが予測されます。

直近1時間足の上昇チャネルで上昇トレンドラインから反発上昇が確認できた場合、147円台半ばまでの上昇を想定した買いを狙ってみたいと思います。

1時間足上昇トレンドラインを下にブレイクした場合、一旦プルバックを待って、高値、安値の切り下げを確認してから、短期のトレンド転換で売りが狙えるかどうかを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは144.20円、注目水平ラインは146.72円、145.40円です。

4時間足目線：買い

15分足目線：買い

＜今週のポンド円＞

週足：→　日足：↑　4時間足：↑

1時間足チャート型：上昇もみ合い

先週は、4時間足MAにサポートされて上昇となりましたが、注目水平ライン166.00円、直近日足の上昇チャネル上限が意識されてのもみ合いとなっています。

日足上昇チャネル上限付近ということで変動の大きなもみ合いを想定します。

4時間足MAにサポートされて上昇た場合、注目水平ライン166.00円でしっかりとサポートされることを確認してから直近高値までのN字上昇を狙ってみたいと思います。

4時間足MAを下抜けて高値、安値の切り下げが確認された場合、164円台前半までの調整は想定しておきますが、売り狙いはまだリスクが高く、再度上昇の流れ待ちになると思います。

日足の目線を分けるラインは162.15円、注目水平ラインは166.00円、164.25円です。

4時間足目線：買い

15分足目線：双方向

＜今週の豪ドル円＞

週足：↓　日足：→　4時間足：↑

1時間足チャート型：上昇もみ合い

先週は、4時間足MAにサポートされての上昇となりましたが、3月中旬よりレジスタンスとして効いている日足目線ライン90.20円を上抜けることはできず、もみ合いとなっています。

注目水平ライン89.50円、4時間足MAでサポートされた場合、90.00円を確認しに行く動きを想定しますが、1時間足では高値の切り下げとなっていますので、90.20円をしっかりと上抜けるまでは、高値追いはリスクが高そうです。

注目水平ライン89.50円、4時間足MAをそっかりを下抜けた場合、4時間足での高値切り下げ確認後、売りエントリーポイントを見極めたいと思いますが、まずは4時間足直近の上昇トレンドラインまでと想定します。

日足の目線を分けるラインは90.20円、注目水平ラインは89.50円、88.62円です。

4時間足目線：双方向

15分足目線：双方向

＜今週のユーロドル＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：↑

1時間足チャート型：上昇押し

先週は、直近の4時間足レジスタンスとして意識されていた注目水平ライン1.0925ドルをしっかり上抜けると、4時間足高値更新して上昇チャネルを上にブレイクしてきましたが、押しの調整となっています。

4時間足の押しは、MAを下にブレイクしていますので、1.0925ドル付近までの調整は想定したいと思います。

1.0925ドルでのサポートが確認されたらN字上昇で買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

1.0925ドルをしっかりと下抜けた場合、4時間足上昇チャネルの上昇トレンドラインで反発するかの確認となります。

1時間足以上での売りはリスクが大きいため、もうしばらく待った方が良いと思います。

日足の目線を分けるラインは1.0787ドル、注目水平ラインは1.0925ドルです。

4時間足目線：買い

15分足目線：双方向

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

4/17
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 4月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 4月
24:00 (欧)ラガルド欧州中央銀行（ECB）総裁　発言 ★

4/18
10:30 (豪)豪準備銀行（RBA）金融政策会合議事要旨公表 ★
11:00 (中)四半期国内総生産（GDP）1-3月期
15:00 (英)失業率 3月 ★
18:00 (独)ZEW景況感調査 4月
18:00 (欧)ZEW景況感調査 4月
18:00 (欧)貿易収支（季調済）2月
18:00 (欧)貿易収支（季調前）2月
21:30 (加)消費者物価指数（CPI）3月
21:30 (米)住宅着工件数 3月
21:30 (米)建設許可件数 3月

4/19
15:00 (英)消費者物価指数（CPI）3月 ★
17:00 (欧)経常収支（季調済）2月
18:00 (欧)建設支出 2月
18:00 (欧)消費者物価指数（HICP/コア指数、改定値）3月 ★
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数

4/20
07:45 (NZ)四半期消費者物価（CPI）1-3月期
20:30 (欧)欧州中央銀行（ECB）理事会議事要旨 ★
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 4月
23:00 (米)中古住宅販売件数 3月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 3月
23:00 (欧)消費者信頼感（速報値）4月

4/21
08:30 (日)全国消費者物価指数（CPI）3月 ★
16:30 (独)製造業購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
16:30 (独)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
17:00 (欧)製造業購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
17:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
17:30 (英)製造業購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
17:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
22:45 (米)製造業購買担当者景気指数（PMO、速報値）4月
22:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月
22:45 (米)総合購買担当者景気指数（PMI、速報値）4月

です。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

ユーロ、ポンドは買い越しが多くなっています。

元データはこちら
（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れて下の方AUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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