【今週のFX見通し】ドル円、ユーロ円、ポンド円は日足、4時間足の上昇チャネル内の上げに付いていく

こんにちは。喜平です。

先週はブログ更新をお休みして失礼いたしました。

先週足はドル円、ユーロ円、ポンド円が陽線、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。

ほぼ予想通り、ドル円、ユーロ円、ポンド円は反発上昇となりましたが、豪ドル円は出遅れている感じです。

ドル円、ユーロ円、ポンド円は買い狙いとなりますが、上昇勢いで高値つかみにならないようしっかりと上昇波を見極めて、チャネル内の上げが発生するタイミングを見極めることが大事だと思います。

今週はアメリカ雇用統計の発表はありませんが、ここ最近の指標発表では超重要なものでなくても変動が大きめになることがあるので注意してください。

相場見通し

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

＜今週のドル円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：↑

1時間足チャート型：強含み

先週は、135円のレジスタンスで調整が入るかもと思っていたら、金曜日欧州時間帯から135円台半ばまで伸びてきました。

少し我慢の週で金曜まで待てた人は取りやすかったかなと思います。

週足のMAも上抜けてきましたので、調整が発生するも上昇傾向は継続する可能性がありそうです。

日足買い目線の中、引き続き買い狙いですが、4時間足上昇チャネルライン上限付近のため、少し調整を待ちたいところです。

注目水平ライン135.25円、4時間足MAのサポートを確認してから買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは132.88円、注目水平ラインは135.25円です。

4時間足目線：買い

15分足目線：買い

＜今週のユーロ円＞

週足：↑　日足：↑　4時間足：→

1時間足チャート型：V字上昇

先週は、上値が重い中、一旦調整となりましたが、日足目線ライン142.52円でしっかりと反発して144.0円に迫るところまで急上昇となりました。

4時間足ではわかりやすいN字上昇だったと思います。

今週は、144.0円のレジスタンスがいつまで効くのかに注目したいと思います。

144.0円を上抜けることが出ないと、142.5～144.0円くらいでレンジ内動きになる可能性が高いと思います、

144.0えんをしっかり上抜けるとサポレジ転換を確認してからN字上昇が狙えそうですね。

日足の目を分けるラインは142.52円、注目水平ラインは144.00円です。

4時間足目線：買い

15分足目線：双方向

＜今週のポンド円＞

週足：→　日足：↑　4時間足：↑

1時間足チャート型：もみ合い

先週は、昨年末からレジスタンスとなっていた日足目線ライン161.54円をしっかりと上抜けて、4時間足直近高値を更新してきました。

4時間足MAを勢いよく上抜けていますので、1時間足で多少の押しがあってもMAなどの反発でN字形成が確認できれば、注目水平ライン163.75円までは狙える可能性がありそうです。

注目水平ライン163.75円に達したら、しばらく様子を見て、上抜け後のサポレジ転換が確認できたら、次の作戦を練りたいと思います。

上抜けることができない、できてもすぐに押し戻されるようだと、レンジになる可能性が高くなります。

日足の目線を分けるラインは161.54円、注目水平ラインは163.75円、162.15円です。

4時間足目線：買い

15分足目線：双方向

＜今週の豪ドル円＞

週足：→　日足：→　4時間足：↓

1時間足チャート型：下降もみ合い

先週は、1月下旬からレジスタンスとなっている注目水平ライン92.75円をしっかり上抜けることができず、日足目線ライン92.13円、4時間足MAの下側に沈んでいます。

日足で見ると直近の上昇チャネルが日足下降トレンドラインを上抜けているんですが、ユーロ円、ポンド円のような上昇勢いは出ませんね。

4時間足での安値切り上げは継続していますので、再度、日足目線ライン92.13円を上抜けてきたら、買いエントリー根拠があるか確認してみたいと思います。

売りを狙うにはまだリスクが高いと感じます。

日足の目線を分けるラインは92.13円、注目水平ラインは92.75円、91.25円です。

4時間足目線：双方向

15分足目線：双方向

＜今週のユーロドル＞

週足：→　日足：↓　4時間足：↓

1時間足チャート型：下降基調

先週は、ドルの強さに押されて1時間足MAに抑え込まれる形となり、1.05ドル半ばまで下降となっています。

現状ではまだ下降勢いが衰えていませんので、もう少し下降が続く可能性が高いそうです。

次のサポートライン候補は注目水平ライン1.048ドルあたりと考えますが、ここを勢いよく下抜けた場合は、N字形成確認後に売りエントリーポイントを探りたいと思います。

1.048ドルで反発が見られたときは戻り売り待ちとなります。

日足の目線を分けるラインは1.070ドル、注目水平ラインは1.048ドルです。

4時間足目線：売り

15分足目線：売り

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの（★）、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

2/27
19:00 (欧)経済信頼感 2月
19:00 (欧)消費者信頼感（確定値）2月
22:30 (米)耐久財受注 1月
24:00 (米)住宅販売保留指数 1月

2/28
22:30 (加)月次国内総生産（GDP）12月
22:30 (加)四半期国内総生産（GDP）10-12月期 ★
22:30 (米)卸売在庫 1月
23:00 (米)四半期住宅価格指数 10-12月期
23:00 (米)住宅価格指数 12月
23:00 (米)ケース・シラー米住宅価格指数 12月
23:45 (米)シカゴ購買部協会景気指数 2月
24:00 (米)リッチモンド連銀製造業指数 2月
24:00 (米)消費者信頼感指数（コンファレンス・ボード）2月

3/1
09:30 (豪)四半期国内総生産（GDP）10-12月期 ★
09:30 (豪)消費者物価指数（CPI）1月
17:55 (独)失業率 2月
17:55 (独)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
18:00 (欧)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
18:30 (英)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
18:30 (英)消費者信用残高 1月
18:30 (英)マネーサプライM4 1月
19:00 (英)ベイリー英中銀（BOE）総裁　発言 ★
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:00 (独)消費者物価指数（CPI、速報値）2月 ★
23:45 (米)製造業購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
24:00 (米)ISM製造業景況指数 2月 ★
24:00 (米)建設支出 1月

3/2
19:00 (欧)消費者物価指数（HICP、速報値）2月 ★
19:00 (欧)失業率 1月
21:30 (欧)欧州中央銀行（ECB）理事会議事要旨 ★
22:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・改定値 10-12月期
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数

3/3
17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
19:00 (欧)卸売物価指数（PPI）1月
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数（PMI、改定値）2月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数 2月 ★

です。

今週第1金曜日はアメリカ雇用統計の発表はありません。来週の3/10となります。

このところ重要指標でなくても発表後の変動が大きい気がします。ご注意を。

＜シカゴIMMポジション情報＞

CFTC（全米先物取引委員会）集計によるシカゴIMM通貨先物　投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

1/24以降の情報がまだ更新されていません。結構時間がかかっていますね。英国のソフトウエア会社IONへのサイバー攻撃の影響により、正確なデータが得られない問題が出ているようです。レポートは、データを受け取り、検証した時点で公開されるとのことです。

CFTC Issues Statement on the Ongoing Impact to Reporting | CFTC

www.cftc.gov

元データはこちら
（下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです）

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)

This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

www.cftc.gov

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