【今週の相場見通し】ドル円、クロス円は下降流れも急落からの反発上昇に要注意


こんにちは。喜平です。

サッカーワールドカップで日本やりましたね。決勝トーナメント進出です。

朝4時半に起きて見たら0-1で負けていて、やっぱりスペインは強いよね。無理かなと思ってたら、後半開始直後に立て続けの2発で逆転!

堂安のシュートもすごかったけど、三苫の1mmもすごかった。ぎりぎりまで諦めずにボールを追いかけたことが奇跡につながったのでしょうね。

月曜のクロアチア戦も期待したいと思います。

FXの損切ラインも諦めが必要ですが、損切ラインにかかるまでは諦めずにホールドでよいです。弱気になって最初に決めた損切ラインを待たずに損失確定するのではなく、ルールを守ることが大切です。

先週はドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円が陰線、ユーロドルが陽線でした。

ドル円は急落となっていますが、日足MAとの乖離も大きくなっていますので、短期上昇には警戒が必要です。

引き続きユーロドルの方がわかりやすい動きになる可能性が高いと考えます。

クロス円も4時間足レンジ下限に近いところでのもみ合いを想定しますが、短期上昇には注意が必要です。

相場見通し

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<今週のドル円>

週足:→ 日足:↓ 4時間足:↓

1時間足チャート型:弱含み

先週の前半はもみ合いとなっていましたが10/30FRBパウエル議長の利上げペースに関する弱気な発言をきっかけに一気に売りが優勢となりました。

注目の雇用統計では予想より強い結果となり、急上昇したものの戻り売りに押されている状況です。

今週は先週の戻り売りからの下げが安値を更新するのか、切り上げるのかに注目したいと思います。

安値更新となれば、131円台前半までの安値を探る展開を想定したいと思います。

先週安値を切り上げる場合、短期売られすぎ感からは再上昇となることを想定し、4時間足MA上抜け後でサポートラインが確認されれば、短期足での上昇を狙ってみたいと思います。

日足の目線を分けるラインは139.25円、注目水平ラインは137.50円、135.75円です。

4時間足目線:売り

15分足目線:売り

<今週のユーロ円>

週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:弱含み

先週はFRBパウエル議長発言によるドル安の流れから4時間足直近の三角保ち合いを下抜ける形になり、急落となりました。

ドル円同様に直近の戻り売りで安値が切り上げとなり、さらに注目水平ライン142.36円をしっかりと上抜けきたら、強いサポートを確認して短期足での買いを狙ってみたいと思います。

安値を更新してきた場合、安値を追いかけるのはまだリスクが高いと思いますので、少なくとも142.36円のレジスタンス確認まで様子見としたいと思います。

日足の目線を分けるラインは144.00円、注目水平ラインは142.36円です。

4時間足目線:売り

15分足目線:売り

<今週のポンド円>

週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:下降基調

先週は4時間足ダブルトップの形成から下降基調となり、短期足では荒れているものの4時間足では高値安値を切り下げる比較的きれいな下降波となりました。

現状での4時間足下降基調継続なら、注目水平ライン163.05円までの下降を狙ってみたいと思います。

切り返しから安値、高値の切り上げとなり、日足目線ラインをサポートとして固める動きになれば、再度、注目水平ライン168.99円を試しに行く上昇を想定したいと思います。

日足の目線を分けるラインは166.00円、注目水平ラインは168.99円、163.05円です。

4時間足目線:双方向

15分足目線:双方向

<今週の豪ドル円>

週足:→ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:しっかり下降

先週は1時間足ダブルボトムからの上昇を試すも4時間足下降トレンドラインのレジスタンス、およびドル安のリスクオフで4時間足直近安値を更新しています。

今週はまず日足安値の注目水平ライン90.83円をしっかりと下抜けてくるかに注目です。90.83円がサポレジ転換となれば、日足下降トレンドになると思いますので、N字下降を狙っていきたいと思います。

90.83円は強いサポートラインとなるため、反発上昇するようであれば、一旦様子見として注目水平ライン92.13円などで戻り売り再開となるような展開を想定したいと思います。

今週は政策金利、四半期GDPといった重要指標が予定されていますので、サプライズがあれば大きく動く可能性を想定しておく必要があると思います。

日足の目線を分けるラインは92.95円、注目水平ラインは92.13円、90.83円です。

4時間足目線:売り

15分足目線:売り

<今週のユーロドル>

週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:しっかり上昇

先週は月曜日に日足直近高値ブレイクに失敗したもののFRBパウエル議長発言からの再上昇では高値を更新してきました。また、アメリカ雇用統計での押しでも素早く値を戻し、上昇勢いが維持されているように感じます。

今週はしっかりと押し目買いを狙っていきたいと思います。

注目水平ライン1.048ドル~1.050ドルくらいでのサポート確認されたら、N字上昇確認で買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

相場の状況により注目水平ライン1.0427ドルまでの押しは想定内としておきます。

日足の目線を分けるラインは1.0358ドル、注目水平ラインは1.048ドル、1.0427ドルです。

4時間足目線:買い

15分足目線:買い

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

12/5
10:45 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言 ★
17:55 (独)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)11月
18:00 (欧)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)11月
18:30 (英)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)11月
19:00 (欧)小売売上高 10月
23:45 (米)サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)11月
23:45 (米)総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)11月
24:00 (米)ISM非製造業景況指数 ★
24:00 (米)製造業新規受注 10月

12/6
12:30 (豪)豪準備銀行(RBA)政策金利発表 ★
18:30 (英)建設業購買担当者景気指数(PMI)11月
22:30 (米)貿易収支

12/7
09:30 (豪)四半期国内総生産(GDP)7-9月期 ★
19:00 (欧)四半期域内総生産(GDP、確定値)7-9月期 ★
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (米)四半期非農業部門労働生産性・改定値 7-9月期
24:00 (加)カナダ銀行 政策金利 ★

12/8
08:50 (日)四半期実質国内総生産(GDP、改定値)7-9月期 ★
21:00 (欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁 発言 ★
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数

12/9
10:30 (中)消費者物価指数(CPI)11月
22:30 (米)卸売物価指数(PPI)11月
24:00 (米)卸売売上高 10月
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・速報値 12月

です。

<シカゴIMMポジション情報>

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

大きな動きはありません。

円/ドル 買玉 売玉 差引
11月8日 37,201 112,459 -75,258
11月15日 33,797 99,639 -65,842
11月22日 30,800 95,650 -64,850
11月29日 28,125 95,519 -67,394
       
ユーロ/ドル 買玉 売玉 差引
11月8日 232,317 121,718 110,599
11月15日 239,369 126,703 112,666
11月22日 239,598 114,486 125,112
11月29日 241,122 118,875 122,247
       
ポンド/ドル 買玉 売玉 差引
11月8日 36,630 76,365 -39,735
11月15日 34,699 67,533 -32,834
11月22日 30,917 66,859 -35,942
11月29日 26,000 62,584 -36,584
       
 豪ドル/ドル 買玉 売玉 差引
11月8日 33,288 79,971 -46,683
11月15日 33,214 77,963 -44,749
11月22日 32,825 75,611 -42,786
11月29日 35,045 79,675 -44,63

元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)
This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

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