【今週の相場見通し】やや弱含みも金利差拡大で底堅い動きを想定


こんにちは。喜平です。

先週は変動が大きい相場でしたが、重要イベント後の動きを短期足でとらえていくにはわかりやすかったように感じました。

先週足はユーロ円、ユーロドルが陽線、ドル円、ポンド円、豪ドル円が陰線でした。

引き続きユーロドルが攻めやすいチャートだと思います。

クリスマスも近づき、市場参加者が減って来ますので、大きく狙わずに小さくコツコツ攻めるのが良いですね。

喜平も今週はぼちぼち取り組んで、来週から1/6まではほぼ休む予定です。

ブログは12/25を今年最終として、年明けは1/8から再開といたします。

相場見通し

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<今週のドル円>

週足:→ 日足:↓ 4時間足:→

1時間足チャート型:大きなもみ合い

先週は、4時間足もみ合いレンジを中心とした動きでした。

火曜日に先月に続くCPIショックで134円台まで約3.0円の急落となりましたが、その後はFOMC声明をきっかけとした上昇で一時138円台を回復。その後は136円台まで押しと変動の大きな相場でしたね。

日足で安値切り上げの動きが見られますので、日足目線ライン137.50円をしっかりと上抜けて、4時間足直近高値を更新が確認できたら、N字上昇で買いエントリーポイントを見極めたいと思います。

注目水平ライン135.75円を下抜けてきた場合、下降勢いがあれば直近安値134.5円付近までの売りエントリーを試してみたいです。

日足の目線を分けるラインは137.50円、注目水平ラインは139.25円、135.75円です。

4時間足目線:売り

15分足目線:双方向

<今週のユーロ円>

週足:↑ 日足:→ 4時間足:↑

1時間足チャート型:上昇押し

先週は、米CPI日ショックでは売られたものの、FOMCをきっかけとした4時間足ダブルボトムから切り返しで4時間足高値を強く上抜けました。その後は押しています。

今週は、日足直近の下降トレンドラインを上抜けた勢いを信じて、注目水平ライン144.68円、4時間足直近の上昇トレンドラインサポートからの4時間足上抜けの動きを狙ってみたいと思います。

まずは1時間足で安値を切り上げる2レッグの上昇の動きを確認したいです。

週足の上ヒゲが長いので売りの想定もありますが、日足目線ラインをしっかりと下抜ける動きが確認できるまではリスクが高いと思います。形ができれば波のタイミングを見ながらのエントリーですね。

日足の目線を分けるラインは144.68円、注目水平ラインは144.00円です。

4時間足目線:買い

15分足目線:双方向

<今週のポンド円>

週足:↑ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:しっかり下降

先週は、強力なレジスタンスとなっていた注目水平ライン168.99円をしっかり上抜けることができなかったことで、米CPIショックからの売り、その後の反発も168.99円に届かなかったことで4時間足高値切り下げとなり、日足レンジ内の下降が加速しました。

今週は、先週からの下降が日足上昇トレンドラインから反発上昇すれば、三角保ち合いの形で、再度168.99円を試しに行く流れを想定したいと思います。

直近日足上昇トレンドラインを下抜けて、日足目線ライン166.00円がレジスタンスとして効くようであれば、164.00円を目指す流れについていきたいです。

日足の目線を分けるラインは166.00円、注目水平ラインは168.99円、164.00円です。

4時間足目線:双方向

15分足目線:売り

<今週の豪ドル円>

週足:→ 日足:→ 4時間足:↓

1時間足チャート型:弱含み

先週は、日足レンジ下限付近からの上昇が日足直近下降トレンドラインでレジスタンスされて戻り売り優勢となり、急落となっています。

今週は、注目水平ライン90.83円をブレイクするか、再度反発上昇になるかに注目したいと思います。

日足、4時間足ともに売り目線ですから、90.83円ブレインクからのN字下降または、注目水平ライン92.13円まで戻しての戻り売りを狙ってみたいです。

買いは日足直近下降トレンドラインをしっかりと上抜けてくるまではリスクが大きいと思います。

日足の目線を分けるラインは92.95円、注目水平ラインは92.13円、90.83円です。

4時間足目線:売り

15分足目線:売り

<今週のユーロドル>

週足:→ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:もみ合い

先週は、米CPIショックで直近4時間足もみ合いを上抜けてきましたが、その後はもみ合いとなっています。

日足の上昇勢いは衰えていませんので、買いエントリーポイントの見極めが重要だと思います。

注目水平ライン1.058ドルでサポートされてのN字上昇が4時間足、1時間足MAを上抜けてくるタイミングなどで流れに乗りたいところです。

日足の目線を分けるラインは1.048ドル、注目水平ラインは1.058ドルです。

4時間足目線:買い

15分足目線:買い

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

12/19
18:00 (独)IFO企業景況感指数 12月
19:00 (欧)建設支出 10月
24:00 (米)NAHB住宅市場指数 12月

12/20
未定 (日)日銀金融政策決定会合終了後 政策金利発表 ★
09:30 (豪)豪準備銀行(RBA)金融政策会合議事要旨公表 ★
15:30 (日)黒田東彦日銀総裁 定例記者会見 ★
18:00 (欧)経常収支(季調済)10月
22:30 (米)住宅着工件数 11月
22:30 (米)建設許可件数 11月
24:00 (欧)消費者信頼感(速報値)12月

12/21
21:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
22:30 (加)消費者物価指数(CPI)11月
22:30 (米)四半期経常収支 7-9月期
24:00 (米)中古住宅販売件数 11月
24:00 (米)消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)12月

12/22
16:00 (英)四半期国内総生産(GDP、改定値)7-9月期 ★
22:30 (米)四半期実質国内総生産(GDP、確定値)7-9月期 ★
22:30 (米)四半期GDP個人消費・確定値 7-9月期
22:30 (米)四半期コアPCE・確定値 7-9月期
22:30 (米)新規失業保険申請件数
22:30 (米)失業保険継続受給者数
24:00 (米)景気先行指標総合指数 11月

12/23
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)11月 ★
08:50 (日)日銀・金融政策決定会合議事要旨 ★
22:30 (加)月次国内総生産(GDP)10月 ★
22:30 (米)耐久財受注 11月
22:30 (米)個人所得 11月
22:30 (米)個人消費支出(PCE)★
24:00 (米)ミシガン大学消費者態度指数・確報値 12月
24:00 (米)新築住宅販売件数 11月 ★

です。

<シカゴIMMポジション情報>

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

大きな動きはありませんが、売玉は減少傾向となっています。

円/ドル 買玉 売玉 差引
11月22日 30,800 95,650 -64,850
11月29日 28,125 95,519 -67,394
12月6日 23,589 89,585 -65,996
12月13日 22,290 75,478 -53,188
       
ユーロ/ドル 買玉 売玉 差引
11月22日 239,598 114,486 125,112
11月29日 241,122 118,875 122,247
12月6日 245,063 120,180 124,883
12月13日 236,415 111,700 124,715
       
ポンド/ドル 買玉 売玉 差引
11月22日 30,917 66,859 -35,942
11月29日 26,000 62,584 -36,584
12月6日 28,539 56,732 -28,193
12月13日 32,008 57,747 -25,739
       
 豪ドル/ドル 買玉 売玉 差引
11月22日 32,825 75,611 -42,786
11月29日 35,045 79,675 -44,630
12月6日 36,334 76,897 -40,563
12月13日 35,825 73,662 -37,837

元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)
This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

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