【今週の相場見通し】ドル円は上昇基調ながら介入警戒 クロス円はもみ合いで下降波狙い


こんにちは。喜平です。

コロナによる入国規制が緩和されて外国人観光客が増えましたね。

円安なので爆買いの外国人もたくさんおられるようです。

喜平もハワイとか行ってみたいですが、円安で爆買いは難しそうです。

先週足は、ドル円、ユーロ円、ポンド円が陽線、豪ドル円、ユーロドルが陰線でした。

再度の為替介入が気になって買いエントリーはビビリながらという感じになっています。

あいかわらず波が大きいですが、アジアンタイムの昼間ではなく、会社員トレード時間帯に大きく動いて欲しいです。

ドル円が上昇基調の中、ユーロ円、ポンド円が日足上限付近まで来ているので売りのチャンスを待っています。

引き続き、大きな波が予測されるため、想定する損失金額を限定するために、ロット小さめで取り組んでみたいと思います。

相場見通し

チャートの型については「チャート型の分類とエントリー」のページを参照してください。

<今週のドル円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:上昇基調

先週は前回為替介入前の145.8円下のもみ合いを上抜けると、1998年の高値147.66円でドキッとする下げはあったものの、148円台後半まで上昇しています。

形だけ見ると買いのクライマックス的ですが、ちょっと目が離せない感じです。

再び為替介入の警戒感が薄れているんでしょうかね。クロス円も再上昇してきているので、月曜日の朝一で介入があるとまた混乱が起こるのかもしれません。

ということで特に長期足での取り組みが難しくなっています。

押しが発生したら反転のプライスアクションを確認して、直近高値まで再上昇を狙ってみたいと思います。

チキン心臓の喜平には新高値を追いかけるのは厳しいです。

日足の目線を分けるラインは143.49円、注目水平ラインは145.75円です。

4時間足目線:買い(様子見)

15分足目線:買い

<今週のユーロ円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:上昇基調

先週は日足目線ラインの140.75円より少し上で4時間足ダブルボトム的なサポートから上昇となっています。

今週は日足天井付近の相場となりますので、4時間足以上で反転の動きが確認できたら、N字下降確認で売ってみたいと思います。

相場としては買い目線なので注目水平ライン144.07円のサポート確認で買っていきたい気持ちがあるのですが、為替介入はドル円の相場で判断されます。為替介入となれば、ユーロ円もきつい下げが予想されるので無理ができません。

細々と短期足のスキャルピングでリスクの高い相場に取り組みたいと思います。

日足の目線を分けるラインは140.75円、注目水平ラインは144.07円です。

4時間足目線:買い(様子見)

15分足目線:双方向(買いは様子見)

<今週のポンド円>

週足:↑ 日足:↑ 4時間足:↑

1時間足チャート型:上昇もみ合い

先週は売り目線領域から反発上昇となり、日足目線ライン162.90円を超えるとポンド円らしいアグレッシブな動きで167円台まで上昇しました。

その後は、週足天井付近ということもあり、もみ合いとなっています。

為替介入リスクもあり、日足高値を追うのは難しいと考えます。

ドル円の動きを警戒しつつ、注目水平ライン165.0円から反発上昇が確認されれば、167.0円までの上昇狙い、165.0円を下抜けてN字下降となれば、日足目線ライン162.90円までの下降を狙ってみたいと思います。

日足の目線を分けるラインは162.90円、注目水平ラインは165.0円です。

4時間足目線:買い(様子見)

15分足目線:双方向

<今週の豪ドル円>

週足:↑ 日足:↓ 4時間足:→

1時間足チャート型:大きなもみ合い

先週は4時間足直近安値の下抜けを試しに行きましたが、ブレイク失敗となり大きく反発となりました。金曜日は日足MAのレジスタンスから長い上ヒゲの陰線となりました。

直近は下降トレンドですが、1時間足で注目水平ライン92.11円に対して小さなダブルボトムを形成していますので、この反発からMAを上抜けてくる勢いが出た場合は、日足MAまたは直近高値までの上昇を狙ってみたいと思います。

ただしドル円に上昇勢いが出ている場合は、再度の為替介入を意識しておきたいです。

92.11円を下抜けた場合は、N字下降確認で売りエントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは94.20円、注目水平ラインは92.11円です。

4時間足目線:売り(様子見)

15分足目線:双方向

<今週のユーロドル>

週足:↓ 日足:↓ 4時間足:→

1時間足チャート型:もみ合い

先週は一時的に4時間足MAを上抜けましたが、再び下に抜けてきています。なかなか日足以上で下降トレンドから抜ける感じにならないですね。

4時間足もみ合いとなっていますので、レンジブレイクを待ち、注目水平ライン0.9850ドルを上抜けた場合、N字形成確認後の買い、注目水平ライン0.9631ドルを下抜けた場合は、N字形成確認後の売りでエントリーポイントを見極めたいと思います。

日足の目線を分けるラインは1.0000ドル、注目水平ラインは0.9850ドル、0.9631ドルです。

4時間足目線:売り

15分足目線:双方向

今週の経済指標とイベント

今週注目すべきもの(★)、夕方以降の会社員時間帯に発表が予定されているものは、

10/17
21:30 (米)ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月

10/18
06:45 (NZ)四半期消費者物価(CPI)7-9月期 ★
11:00 (中)四半期国内総生産(GDP)7-9月期 ★
18:00 (独)ZEW景況感調査 10月
18:00 (欧)ZEW景況感調査 10月
22:15 (米)鉱工業生産 9月
22:15 (米)設備稼働率 9月
23:00 (米)NAHB住宅市場指数 10月

10/19
15:00 (英)消費者物価指数(CPI)9月 ★
18:00 (欧)建設支出 8月
18:00 (欧)消費者物価指数(HICP、改定値)9月 ★
20:00 (米)MBA住宅ローン申請指数
21:30 (加)消費者物価指数(CPI)9月
21:30 (米)住宅着工件数 9月
21:30 (米)建設許可件数 9月

10/20
09:30 (豪)失業率 9月 ★
21:30 (米)フィラデルフィア連銀製造業景気指数 10月
21:30 (米)新規失業保険申請件数
21:30 (米)失業保険継続受給者数
23:00 (米)中古住宅販売件数 9月
23:00 (米)景気先行指標総合指数 9月

10/21
08:30 (日)全国消費者物価指数(CPI)9月 ★
15:00 (英)小売売上高 9月
21:30 (加)小売売上高 8月
23:00 (欧)消費者信頼感(速報値)10月

です。

今週もイベント、指標は少なめですが、ウクライナ関連、日銀為替介入、その他予定にないニュースによる変動は引き続き注意しましょう。

<シカゴIMMポジション情報>

CFTC(全米先物取引委員会)集計によるシカゴIMM通貨先物 投機筋のポジション情報で、先週火曜日取引終了後の建て玉枚数および差引です。

落ち着いた動きで特に大きな変動はありません。

円/ドル 買玉 売玉 差引
9月20日 34,767 116,047 -81,280
9月27日 22,706 105,262 -82,556
10月4日 26,962 108,585 -81,623
10月11日 30,149 107,542 -77,393
ユーロ/ドル 買玉 売玉 差引
9月20日 206,564 173,115 33,449
9月27日 208,736 174,939 33,797
10月4日 199,391 155,709 43,682
10月11日 196,136 158,637 37,499
ポンド/ドル 買玉 売玉 差引
9月20日 41,289 96,132 -54,843
9月27日 59,831 106,255 -46,424
10月4日 42,078 91,617 -49,539
10月11日 48,979 88,149 -39,170
 豪ドル/ドル 買玉 売玉 差引
9月20日 38,797 79,353 -40,556
9月27日 39,006 73,659 -34,653
10月4日 36,248 64,012 -27,764
10月11日 29,325 60,596 -31,271

元データはこちら
(下にスクロールしたBRITISH POUND、JAPANESE YEN、EURO FX、少し離れてAUSTRALIAN DOLLARのNon-Commercial分が投機筋のポジションです)

CFTC Commitments of Traders Long Report - CME (Futures Only)
This is the viewable version of the most recent release of the CME long form futures only commitments report.

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